エンバーマーは力持ち?
- GSIエンバーマー
- 2020年9月22日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年3月24日

こんにちは。
少し過ごしやすい気候になってきましたね。
「涼しくなってきましたね」「今日は涼しいですよね」なんてことも言ったりしますが、
まだまだ汗だらだらで仕事をしております。
エンバーミングは、エンバーマーと故人様の2人で進めていきます。
故人様の体格は、それぞれで、ときには、
自分の倍ぐらいの体格の故人様の着付けを行ったり、エンバーミングテーブルからご安置の準備のために移動をしていただいたりしますが、それをエンバーマー1人で行います。
男性が3人や4人でエンバーミングセンターへ連れてきてくださった故人様でも、エンバーマーは1人。
なのでよく「力持ちだよね」「僕より力があるんじゃないですか?」なんて言われますが、
実際は、「コツ」を知っているだけで力持ちではないと思っています。
私と牛渡では、もともとも力持ち度は違います。 男性や女性というだけでなく、身長、腕の長さ、手の大きさ等も関係しているように思います。
お互いの施術を見ていても、「牛渡さんは力があるから、そうできるんだよ」「上園さんがすると、そうなるんだねー」という言葉が出るほど、もともとの力の差、その他の要因で身体の動きは随分と違うようです。
だから私は、「コツ」を頑張って使っているわけですが、
「どうやってるの?」と聞かれる時もありますが、「めっちゃ頑張ってます!」としか答えられません。
着付けの時は、片足の膝を立て、膝を立てていない方の足側へと立てた膝を倒す。
そうすると、片側のおしり、おしりに近い背中が上がり着付けができるようになります。
片腕を胸付近に置き、腕を上げた側の肩の下に自分の手を入れ持ち上げる。
そうすると、肩に近い背中が上がり着付けが出来るようになります。
看護や介護の現場でも同じような方法で、おむつ交換や体位変換をされているかと思いますが、基本的にはそれと同じような方法を使い、着付けを行っています。
それを上手く使えるときもあれば使えないときもあります。
その場合は、背中、腰の下、お尻等、持ち上げたいところに手を滑り込ませて、一瞬の力を利用して少し持ち上げて、右 左 右 左と時間をかけて着付けを行っています。
継続して何かを支える、持ち上げる時間を少なくする。というのが「コツ」なのかなと思っています。
皆さんは、そんな「コツ」を使っているとは知らないので私が「力持ち」に見えているんだなと思いますが、それでいいやと思っています。
「あっ、力持ちが来たー」と言われたときは「ちょっとコツを知ってるだけですよ」と、やーんわり伝える程度にしています。
エンバーマーライセンスを取得するため、学校に通っていた頃に教わったことは、
「自分と似たような体格のエンバーマーの身体の動きを参考にしなさい」ということでした。
その時は、よくよく意味を理解していなかったように思いますが、今はひしひしとそれを感じます。
それではまた、お会いしましょう。
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