ご家族との接し方
- GSIエンバーマー
- 2021年2月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年3月24日

こんにちは。
新しい年を迎え一ヶ月が経ちました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
私は昨年の年末、今年の年始も変わらず業務に勤しんでおりました。
1月もあっという間に過ぎて、えっもう2月なの!??という気持ちです。
エンバーマーは、お盆もお正月も関係ない職業のひとつですね。
ジーエスアイのエンバーミングは「必要ないよ」と言われない限りお通夜の前のメイク直しを行っております。
ある日のメイク直しでは、ご親戚の皆様が故人様を囲み、わいわいがやがや。
故人様の息子様より「別に気になるところはないし、お任せするよ」と言われ、
保湿をかねてメイク直しをしていると、「いやー、90歳には見えないでしょー」
「この年でパソコンを使って年賀状を出してたんだよ」と、
ご家族が故人様のことを色々と教えてくださる時があります。
そんな時もあれば、「喪主」の役割の方と私の2人で行うメイク直しもあります。
息子様を亡くしたお父様、「いい子になったよ」
奥様を亡くした旦那様、「ずっと自慢の嫁だった。ちくしょう」
言葉数は少ないけれど、その言葉に込められた意味をたくさん感じるようなメイク直しの時もあります。
私たちは、老衰、病死、事故死、自死など、様々な死に立ち会います。
死亡診断書で、その方の死因については知ることは出来ますが、
それまでの過程というのは知ることは出来ません。
私たちエンバーマーは、それが本当にそうだったのかは分かりませんが、
故人様がどう過ごしてこられたのかを想像します。
様々な死、様々な状態の故人様とお会いし、慣れるということはなく、なぜ?どうして?と、色々な気持ちが湧き出してくる時はあります。
しかし、人生を全うしただろう、まだまだやりたいことがあっただろう…と
私たちが勝手に決めることではないと思っています。そして、故人様とご家族の気持ちは違うかもしれません。
自分の気持ちを抑える、と言いますか、脇に置いておく、出来るだけ気持ちをフラットにし、故人様、ご家族と接することで、故人様にとってより良い処置の選択ができ、
ご家族が初めて会った私に色んな話をしてくださるのではないかと思っています。
それではまた、お会いしましょう。
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